アラスカ、フェアバンクスで暮らす、親分とその子分達(キヨシ君:夫、サブ子:娘、栄作:息子、そして飼い犬 Maxine) の日常を綴ります。
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Posted by 親分
 
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「宮部みゆき」と「乾燥ゴボウ」と「アクリルたわし」
東京に住む親友の kikiちゃんから、速達で小包が届きました。

「宮部みゆき」の文庫本が7冊(+よしもとばななの文庫本1冊)と、ジップロックに入った乾燥ゴボウ、そしてなんともかわいらしいりんご型のアクリルたわしが入ってました。

このブログをちょくちょくチェックしてくれて、日本語やゴボウに飢えたりエコなお掃除を心がけてみたりしている私の為に、お奨めの日本の小説を引っ張り出し、ゴボウをささがきにして干し、アクリルたわしを編んでくれ、小包に詰めてくれた彼女、それを基地内の郵便局から「速達」で郵送してくれたらしい kikiちゃんの旦那さん(彼はアメリカ人なのだけれど、アメリカ生活よりも日本での生活の方が長いらしく、心はすっかりサムライなのだ)。2人の心遣いに、思わずジンときてしまいました。

懐かしい筆跡のお便りには「ゴボウは東京の空の下干しました。」とあり、かつて一緒に過ごした東京の空気を一瞬嗅いだような錯覚を覚えました。2人で死ぬほど笑ったり、際限なく喋ったり、美味しいものを食べまくったり、お互いのアパートでくつろいでいた頃の、あの東京の空気。それは、田舎生まれ田舎育ちで「東京の空は汚れている」と思い込んでいた私の予想に反して、やさしく暖かいものだったことを思い出します。冬は滅多に雪は降らなかったけれどそれなりにきちんと寒かったし、春はとにかく桜が綺麗で、夏の凶暴なほどの蒸し暑さには体力的にはぐったりしながらもなんだかわくわくするような感じを抑え切れなかったし、秋はあの田舎で感じることのできる、早朝の「秋を感じさせる匂い」こそなかったものの、公園の木々はやっぱり紅葉するのでした。

kikiちゃんのアパートから最寄の駅まで、夜道を2人でプラプラと歩きながら見た桜のなんとも言われぬ美しさ。そんな桜を見上げながら、「来年の今頃は○〇○ちゃんきっとアラスカなんだろうね。」「行けるかどうかわかんないけど、とりあえずあと数ヶ月で仕事辞めて東京出るしね。」というような会話を交わしたことを覚えています。

あれからもうじき10年。(!)その後、お互い結婚をすることになろうとは!お互い子供を持つことになろうとは!そしてこうして彼女に日本の本を、乾燥ゴボウを、アクリルたわしを、アラスカまで送ってもらうことになろうとは!親友というものは、どれだけ離れていても気持ちだけでこうしてつながっていられるものなのですね。

今夜の我が家の「すいとん汁」に入れられたゴボウの味を、私はきっと忘れないと思います。kikiちゃん、ありがとう。
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Posted by 親分
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[日々のこと
comment
いつも読ませてもらってます。
はじめまして☆いつも読ませていただいてるMといいます。
今年そちらに行くのでこのHPをみつけました。

友達のお話とても感動しました~友達のやさしさがとっても
伝わってきました。離れていてもずっと友達ですよね。

残り少ない日本の生活を楽しみたいと思っていますv-22また遊びにきます
2010/01/11 00:50 | | edit posted by M
いや~、無事届いて良かったよ。

本は私が放浪の旅に出る前に姉にあげていたのですが、お正月帰ったとき実家の近所の姉の家に行く用事がありさらって来ました。
でも、本当は宮部みゆきの一番のお勧めは『レベル7』です。電車通勤していた頃同じ社内の人が同じ日に3人も読んでいた本でした。盗み見したそのタイトルをすぐに探し買って読んでみたんだけどこれは面白かった。もう、すっかり忘れちゃったけど・・・ハハハ
ぜひ、ダウンロード?して読んでみてください。


たわしは何か手作りのものをお誕生日にと、水族館での再会の時にあげたいと思っていたのですが遅くなりました。

また気が向いたら何か作って送ります。期待しないで待っててね!
2010/01/11 04:25 | | edit posted by kiki
Mさん>
初めまして!フェアバンクスにいらっしゃるそうで、楽しみにしています。フェアバンクスは自然は厳しいけれど人は暖かいところです。
でも今のうちに日本の暮らしをどうぞ満喫してください。納豆もゴボウも山盛り食べてきてください。(←それは私が食べたいもの!笑。)

kikiちゃん>
「イルカ」は良かったね!出産直後シーンが特に!五郎の差し入れの肉まんにがっついて肉汁を垂らしながら「こんなにうまいものがこの世の中にあったか」と思うまだ血なまぐさい主人公の横で、「かわいいな、どうしよう、かわいいな」と目に涙を溜める五郎。なんか泣けてきた。
でもわかるんだよ、赤ちゃんを産むってことは、なんかそういう本能的なもので、特に出産直後はもう「赤ちゃん可愛い~」とか言うよりも「あぁ、なんかもうすっげーとんでもないこと達成しちゃった。腹減った!」っていう感じなんだよね。(笑)そういう場面では、男のほうが返って感情的っていうか。
宮部みゆきは、昨日「龍は眠る」を読み始めました。先が読めない!面白いです。どうもありがとう。
2010/01/11 23:02 | | edit posted by 親分
いい友達がいてよかったね、親分。

私は宮部みゆきは「火車」を読みました。ソフトバンクの携帯小説のサンプルで読み始め、どうしても読みたくて文庫本で読みました。結構面白かったです。



2010/01/12 17:18 | | edit posted by ちび
ちびさん>
ありがとう。ちびさんだってそんな私の「いい友達」の中の一人ですよ!

「火車」も実はもらっているのです。読むのが楽しみです。

2010/01/12 22:01 | | edit posted by 親分
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