アラスカ、フェアバンクスで暮らす、親分とその子分達(キヨシ君:夫、サブ子:娘、栄作:息子、そして飼い犬 Maxine) の日常を綴ります。
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
Posted by 親分
 
[スポンサー広告
Born into Brothels
2004年度のアカデミー賞でベストドキュメンタリーを獲得した「Born into Brothels」。

born into brothels

NYをベースに活躍する女性写真家、ザナ・ブリスキーが、カルカッタの売春婦の横顔をテーマに現地に住みながら撮影生活をする中で、思いがけずに出会い、親しくなった子供達に写真を教え始めるところからこのドキュメンタリーは始まります。

貧困の中で生きる子供達がアートの力を得てそれぞれの世界をそれぞれの目で切り取ってカメラに収めていく姿、その目の輝きと力。あれだけの光をアメリカ人の子供達は持っているだろうか、日本人の子供達は持っているだろうか。幸せってなんだろう、と深く考えさせられたフィルムでした。

それにしてもこのザナ・ブリスキー。カルカッタの女性や子供達と深いコネクションを持ってしまった、というだけで現地に住むことを決め、ここまで行動を起こしてしまうその底力、本当にすごいと思います。子供達のアートを生かして基金を建て、学校に入れ、貧困の渦からなんとか救い出そうとあちこちへ奔走する姿。痩せた美しい彼女の眼が本当に綺麗で、そのまっすぐな視線と姿勢に心から打たれてしまった私です。

彼女のしてきた行動に関しては、アカデミー受賞後賛否両論を引き起こしたようですが、「なにかをしないでいられなかった」彼女を、何も行動を起さないでただ見ている私達に何が言えるだろうか、と。彼女と子供達のつながり、その強さはこのフィルムを見れば一目瞭然なはずなのですが。

とにかくすごいドキュメンタリーフィルムです。
スポンサーサイト
Posted by 親分
comment:6   trackback:0
[映画
comment
親分のコメントを聞くとほんと全部見てみたくなるよ。


でも、私が見た後に親分みたいに鋭く感じられるのかしらといつも不安になります。


グラントリノもミリオンダラーベイビーも悲しすぎて・・・
親分の良かったポイントって?
2009/08/29 14:49 | | edit posted by kiki
kikiちゃん>
グラントリノとミリオンダラーベイビー、ただただ悲しかった?

ミリオンダラーベイビーは孤独な身の上の主人公が自分の夢(これしかない、という切羽詰った感がすごかった。)にかける情熱が良く描けていたと思うし、彼女を違った形で支える老人2人のそれぞれの孤独感や愛情にも現実味があったと思うけどなぁ・・・。

グラントリノはもう、移民を毛嫌いする昔かたぎで頭がちがちな元軍人、クリント・イーストウッドがとにかく良かった!あぁこういう白人、いるいる、という台詞がたくさんで私は笑ってしまったよ!「芝の手入れも出来ない奴らが。自国へ帰れ。」とか、フォードの会社で昔働いていたというクリント・イーストウッドなのに、自分の息子がトヨタで働いているということを苦々しく思っていたりするところとかね。そんな彼がふとしたことから隣人(移民一家)と親しくなっていく過程をみながら、そうか、ああいうガチガチのアメリカ人達は移民と実際に付き合うという経験がないからああいう態度をかたくなに守っているのかもしれない、実際に触れ合う機会さえあれば、(ああいうガチガチの白人アメリカ人でも)相手の文化を完全には理解できないまでも、お互いを尊重して本当の隣人、友人として生きていくことは可能なのかもしれない、と思ったのよね。

何度名前を教えられても発音が出来ない彼(「ヤムヤム」って!笑。)とか、可愛かったじゃん!教会の若造Fatherもすごく良かったし。

クリント・イーストウッドは、若い頃は「渋くてかっこいい男」を演じるだけだったけれど、歳をとってから憎しみとか許しとかをうまく撮っていてすごいと私は思います。70代で、若くてきれいな奥さん(何番目の妻だ?)を持っているワケがなんとなくわかる。(笑)
2009/08/30 20:32 | | edit posted by 親分
親分、元気?

グラントリノは見たいと思いつつ、まだ見てないんだけど、これも、親分の日記を読んでて見たくなったな~。またいい映画があったら、紹介してね。
2009/08/31 17:11 | | edit posted by おたみ
おたみちゃん>
良かったよー。もし見たらおたみちゃんの感想も聞いてみたいわ。最近忙しくてさっぱり映画など見てなかったのだけれど、久々にDVD借りてきてみたら皆「当たり」で得した気分。たまには映画もいいね。予定日近くなってきたんじゃない?!体には気をつけるのよー。
2009/08/31 19:48 | | edit posted by 親分
今更のコメント許してね。

終わったあとにいろいろと考えさせられ、白黒ハッキリしない映画って好きなんですよね。

せっかく寄宿舎のある学校へ行かせてもらえることになったのに、また親元へ戻って行く子供達、、、。もどかしさはあるけれど、それはそれでその子の人生。結果的にどうであれ、ザナの行動がこの子供達に与えた影響というのは多大だったと私は実感します。

またこのドキュメンタリーで、いつも日陰にいた存在の子供達や見た人達の世界が広がったということにもすごく意義があると思います。

それから、クリントイーストウッドのグランドトリノとミリオンダラーベイビー、最近私もやっと観ました。どちらも物静かで不器用な人物を演じているクリントイーストウッド。どちらのキャラクターでも、悩んだ末に選択した「優しさ」が、本当に切なく心に響きました。





2010/03/24 16:54 | | edit posted by ちび
ちびさん>
ちびさんの感想も興味深く読ませてもらいました。

>いつも日陰にいた存在の子供達や見た人達の世界が広がった
その通りですよね。まったくすごい女性だな、と思います。Special Feature 見ましたか?アカデミー賞の授賞式で正装してた彼女は全く綺麗に見えなかったけれど(笑。痩せすぎの身体にあのテロテロした素材の黄色いドレスは・・・。)、インドでジーンズにTシャツ、すっぴんで動き回る彼女がどれだけ美しかったことか!
グラントリノとミリオンダラー・・・はどっちも良かったですよね。Trach を通して人工呼吸器につながれていたミリオンダラー・・・の主人公が喋った時にはあちゃーと思いましたが。ああいうところをきちんと医学監修をつけて修正してもらっていれば、「あぁこれはお話なんだ、映画なんだ」と冷めることなく観られたのに!と悔しかったことを今でも覚えています。その後誰か教えてあげたでしょうね、クリントイーストウッドに。
2010/03/25 20:11 | | edit posted by 親分
comment posting














 

trackback URL
http://oyabun.blog54.fc2.com/tb.php/304-9259f798
trackback
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。