アラスカ、フェアバンクスで暮らす、親分とその子分達(キヨシ君:夫、サブ子:娘、栄作:息子、そして飼い犬 Maxine) の日常を綴ります。
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Adam
Adam 1

自閉症の一種である Asperger Syndrome を患うAdam を主人公とした恋愛映画。でもこれ一口に恋愛モノとくくってしまって良いものなのか、とはばかられてしまうほどじんわりと良い映画でした。

対人関係がうまく図れない彼でも、そのずば抜けた頭脳(Adam は天文学に関してだけは、異常な関心と精通した知識を持っているのだ。)と率直な暖かさを気に入られ、1人の女性と恋(?と呼んで良いものなのかどうなのか、これはラストシーンに近いところでも取り上げられる。)をするのだが、もうとにかく、この主人公が魅力的。あー、弱いなぁ、こういう男性に・・・。とずーっと思いながら切なく映画を見終わりました。

Adam 2

思わず心がじんわり暖かくなりながら笑ってしまう箇所あり、「そうだよなぁ、社会は Adam のような人間には本当に生き辛い場所だよなぁ」と辛くなってしまう箇所あり。エンディングの2人に納得するかどうかは別として、Adam が自分で自分の人生を選択し、生きてゆく姿に心から応援したくなってしまうのは、この映画を観た後なら誰もが持つ感想だろう。

全く、私好みの映画でした!星5つ!笑。
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Posted by 親分
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[映画
The Invention of Lying
元祖、イギリス版「The Office」の Rickey Gervais が書いて主演したコメディー。

the invention of lying 1

人間が真実しか告げない世界で、たった一人、嘘をつくことが出来るようになった主人公のお話だ。

特に前半が面白すぎ!キヨシ君と何度お腹を抱えて笑ったことか。。。ネタばれになるのでここでお伝えできないのが辛いところ。

良い嘘、悪い嘘も含めて、嘘がつけないって本当に不便なことなんですねぇ。

the invention of lying 2

久々に面白いコメディーを見た気がします。Rickey Gervais、私は好きだなぁ!
Posted by 親分
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[映画
ちびっこ達の初・映画館体験
今日は、私の働いている病院主催の「Family Movie Day」なるものに家族で参加してきました。病院が地元の映画館を貸切り、職員とその家族に無料で開放するというイベントです。上映される映画はほとんど子供向けで、フリーのポップコーンやキャンディーやジュースをもらい、映画を楽しんだ後にはサンタクロースと写真まで撮らせてくれるという、小さな子連れの家族には何ともありがたい催し物。毎年恒例のこの病院主催の「Family Movie Day」ですが、我が家は今年が初参加。

こんな機会でもないと、小さな子供を連れて映画館で映画を観られる機会なんてそうそう無いので、「サンタさんに会えるらしい!」と大分前から楽しみにしていたサブ子に加え、私もキヨシ君も実は結構楽しみにしていたりして・・・。

映画館についてみてびっくり!すごい人手です。病院でいつも顔を合わせているナースやドクターに加え、リハビリの技師さんや、サブ子と栄作が通う病院付属のプリスクール・デイケアで働く先生方まで、皆それぞれの家族を引き連れて映画を楽しみにやってきていました。

上映されていた5作品から私達が選んだのは、トム・ハンクスが声で出演している The Polar Express。

polar express

すごくリアルなアニメーションなのですが、この季節にぴったりのクリスマス映画です。サブ子はともかく、問題児、栄作がじっと座って映画なんか見てるはずが無い、と出口付近に陣取った私達でしたが、予想に反して自分の席でじーっと映画を食い入るように見つめる栄作には親のほうがびっくり!「ママ、ルック!チューチュートレイン!」だの何だのと何度も大声で叫んでいた栄作・・・。しかしそこは観客がすべて小さな子連れで回りも皆同じような感じだったので、こっちも冷や汗を掻くこともなく余裕で映画を楽しめました。

サブ子も栄作も大画面に現れる機関車やトナカイやクリスマスツリーやサンタクロースにいちいち驚いたり喜んだり。自分用に与えられたポップコーンとキャンディーとジュースを一丁前に楽しみながら、映画に夢中になっていた様子。そんな子供達の反応と映画を交互に観ながら、時折キヨシ君と顔を見合わせ、無言で「来て良かったね!」と合図しあった私達でした。最後の15分ほどはさすがに栄作も飽きたのか席から降りてうろうろしたりしてましたが、なんと最後の最後まで外に出ることもなく、映画を観終わることが出来ましたー!いや~、でもこれ子供にはたまらない映画でしょうね。スリル満点、トナカイの群れとかElfの群集とか、大人でも息を呑んでしまうほどだったし、サンタクロースが登場するシーンはやっぱり圧巻!家族で楽しめたクリスマス映画でした。

映画を観終わった後にはサンタクロースと一緒に写真を撮ってもらった子供達でしたが、「うわー、サンタクロースだー。」と目をきらきらさせながら緊張してサンタさんの膝に乗るサブ子に反し、栄作はやはりサンタの膝に乗ることを頑として拒否!仕方ないので私が息子を羽交い絞めにして一緒に写る、という面白い画になってしまいました・・・。出来上がりが楽しみ・・・。(写真は後から送られてくるらしい。)
Posted by 親分
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[映画
The Visitor
The Visitor

見ました。邦題は「扉をたたく人」(←なんだかなー・・・。)となっているみたいです。

教鞭をとりながら執筆をすることにすっかり情熱を失い、空虚な毎日を過ごしている大学教授が、ふとしたことから出遭ったシリアのダマスカスからの違法移民である若者と、その彼女(セネガル出身)と暮らすことになる、そこから話が始まります。

アメリカのイミグレーション問題を取り扱った、地味なストーリーではありながら、出てくる役者が皆こぞってすばらしい!主役はもちろん、脇役まで、全く隙がないのです!妻を亡くし、仕事への情熱も亡くし、つまらない人生に何とか色をつけようとピアノの自宅レッスンまで受けている主役の大学教授。その寂しさや空虚感にはぐっと来るものがあったし、まったく違う世界で生きてきた若者からアフリカのドラムの楽しさを教えられ、音楽を通じて心から人生を楽しみはじめる彼を見ていると、思わずこちらまで笑顔にならざるを得なかったし、そして自由の国、(であるはずの)アメリカで「違法住民」として暮らす隣人達の夢、そして現実の厳しさに生まれて初めて触れ、戸惑いながらも思わずまっすぐに手を差し伸べてしまう彼には、切羽詰った強い思いがあふれていました。

ところどころに説明もなくさらりと出てくる自由の国、アメリカのイメージがすごく皮肉的で、ディレクターの強いメッセージを感じずにはいられません。

重いテーマではあるけれど、人間の強さ、可笑しさ、暖かさ、そういったものをすごくうまく描いた、すばらしい映画だったと思います。笑って、怒って、泣いた2時間でした。お奨めです。(特にシリアのダマスカスにお住まいの Yoko さん!笑。)
Posted by 親分
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[映画
Michael Jackson's 「This is it」
注:ファンモード入ってますので、悪しからず!(笑)

小さな頃から「あまのじゃく」で、流行りモノや大スターには一切興味を示すことのなかった私が、唯一大ファンだったのが King of Popと呼ばれた Michael Jackson。

高校時代、妹と一緒にマイケルジャクソンに狂い、繰り返し繰り返しCDを聞いたりビデオを見たり本を読んだり、そりゃーもう立派な大ファンでした。通学のために田んぼのど真ん中を自転車で走りながらウォークマンで聞いたのもマイケルジャクソンだったし、電車の中で聞いていたのもマイケルジャクソンだったし、高校最寄の駅から歩きながら聞いていたのもマイケルジャクソンでした。(田舎に住んでいたので、通学に片道1時間半ぐらいかかっていたのです。笑。)

これで最後の最後だ、と言われていたロンドンコンサートを控え、亡くなってしまった50歳のマイケルジャクソン。このロンドン公演のリハーサルの様子を納めたドキュメンタリー、"This is it"をこの私が見逃すわけがありません。

ACLS(Advanced Cardiac Life Support)の研修が思いもよらず半日も早く終わった金曜日(この辺がアメリカらしいところだなぁ。笑。)、子供達は夕方までデイケアに預けてあるし・・・、思いがけない一人のフリータイム、チャンスは今しかない!とばかりに一人車で映画館へ走り、マイケルジャクソンの映画を食い入るように観る30台も半ばの女。怖い、怖すぎる!

しかしそんな私の期待を裏切ることなく、50歳のマイケルジャクソンはやっぱり King of Popでした。見た目は病的で足なんか折れそうなぐらい細いんですが、若さ溢れるバックダンサー達の動きに負けてないダンス、本番のために声を温存しようと高音こそ出していなかったものの、パワー溢れる歌声は健在で、50歳にしてこの動きと声は普通無理だろう、と驚かされました。

めちゃくちゃな私生活ばかりが取り沙汰された大スターだったけれど、あんな子ども時代をすごして普通に育てというほうが無理なものだろうと私は正直思ってました。報道されていたようなことを本当に彼がしていたかどうか、それは誰にもわからないことだけれど、もし本当だったとしたらそれは決して許されるべきことではないし、悲しいことです。だけど彼が多かれ少なかれ精神を病んでいたことは明らかなことで、それは彼の私生活での奇行ぶりを見ていれば疑う余地もありません。実際この映画での彼の発言聞いていてもやっぱりちょっとおかしいし。 It's all for LOVE, L, O, V, E. (観た人にはわかります。笑。)

まぁ、それは置いといて。

リハーサル中、か細い声で指示を出すマイケルは、誰かがミスすると「いいんだよ、だからリハーサルをするんだから。」と納得が行くまで練習を繰り返していました。大スターだからといっておごらず、ファンを大切にし、最高のエンターテイメントを見せるためには努力を惜しまなかった彼は、私生活はさておき、アーティストとしてはやっぱり本物だったのだ、と。彼が歌と踊りを心から愛していたのだということは、この映画をみれば誰にでもひしひしと伝わってくるはずです。

エキセントリックな彼の発言や行動を暖かく見守り、彼に最高のショーをさせてあげようというスタッフ(コンサートのディレクター、ボイストレイナー、バンドの面々、ダンサー達、その他もろもろ!)の気持ちもものすごく良く現れていたと思います。特に若いダンサー達のなんと暖かいことよ!マイケルがそんなスタッフ達のことを「ファミリー」と呼ぶ気持ちが見ていてよくわかりました。彼に大勢のファンの前でもう一度歌わせてあげたかったな、と一ファンとして本当に残念に思います。

本当に惜しい才能を亡くしたものです。妹と一緒に見たかったな、この映画・・・。
Posted by 親分
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[映画
Born into Brothels
2004年度のアカデミー賞でベストドキュメンタリーを獲得した「Born into Brothels」。

born into brothels

NYをベースに活躍する女性写真家、ザナ・ブリスキーが、カルカッタの売春婦の横顔をテーマに現地に住みながら撮影生活をする中で、思いがけずに出会い、親しくなった子供達に写真を教え始めるところからこのドキュメンタリーは始まります。

貧困の中で生きる子供達がアートの力を得てそれぞれの世界をそれぞれの目で切り取ってカメラに収めていく姿、その目の輝きと力。あれだけの光をアメリカ人の子供達は持っているだろうか、日本人の子供達は持っているだろうか。幸せってなんだろう、と深く考えさせられたフィルムでした。

それにしてもこのザナ・ブリスキー。カルカッタの女性や子供達と深いコネクションを持ってしまった、というだけで現地に住むことを決め、ここまで行動を起こしてしまうその底力、本当にすごいと思います。子供達のアートを生かして基金を建て、学校に入れ、貧困の渦からなんとか救い出そうとあちこちへ奔走する姿。痩せた美しい彼女の眼が本当に綺麗で、そのまっすぐな視線と姿勢に心から打たれてしまった私です。

彼女のしてきた行動に関しては、アカデミー受賞後賛否両論を引き起こしたようですが、「なにかをしないでいられなかった」彼女を、何も行動を起さないでただ見ている私達に何が言えるだろうか、と。彼女と子供達のつながり、その強さはこのフィルムを見れば一目瞭然なはずなのですが。

とにかくすごいドキュメンタリーフィルムです。
Posted by 親分
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[映画
いまさらですが。” Love Actually”
2003年公開のイギリス映画、” Love Actually”。当時Previewは何度もテレビで見ていたのですが、あまりそそられずに今の今まで観そびれてました。

映画好きが高じ、独自の映画評論メールを職場のメーリングリストを使って送ってくれる元上司(笑。内科で働いてたころの看護師長さん)がいるのですが、映画の好みがあまりにも私と似ているため、「何かちょっと古いのでお奨めは?」と個人的に聞いてみたところ、これがリストの中に入ってました。

で、早速借りてきてキヨシ君と見たのですが。

これ、意外にも上質な大人のラブコメディーでした。良い意味で予想を裏切られ(クリスマス前にデートで映画を観にいくカップルを狙った陳腐なラブストーリー集だとばかり思っていたのです。)、夫と共に何度も爆笑しながら、なんで今までこんないい映画を見逃してきてしまったんだろう!と後悔するほど良い映画でした。

個人的に一番好きだったのはBill Nighy演じる、やたらと毒づくオヤジ歌手。もう、最高!

Bill Nighy

まだ観てない方がいらっしゃったら、ぜひ。あ、ちなみにこれ子供と一緒に観られるようなかわいいラブコメとは一線を画しますので悪しからず・・・。

クリスマス前にまた借りてきて観よう、っと。
Posted by 親分
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