アラスカ、フェアバンクスで暮らす、親分とその子分達(キヨシ君:夫、サブ子:娘、栄作:息子、そして飼い犬 Maxine) の日常を綴ります。
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Posted by 親分
 
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結婚記念日~デナリ国立公園内自転車の旅~
昨日、5月18日は私達の結婚8周年を記念して、デナリ国立公園へ。

朝7時に子供達をデイケアに下ろし、その足でデナリへ車を飛ばし、公園内を自転車で旅して夜8時までには子供達のお迎えにデイケアに戻らなければならないという、時計を見ながらのあわただしい日帰り強行旅行ではあったのだけれど、一生の思い出に残るすばらしい Day Trip となった。

デナリ国立公園は毎年5月20日頃から一般の旅行者の入園を許可し始めるのだけれど、公園内の自然を守るため、一般車両の公園内への乗り入れはできないことになっている。公園内へは管理局の運営するシャトルバスに乗せてもらって入るのだ。ただし公園内の道路を旅行者用シャトルバスに開通するシーズンの前後、春と秋に短期間だけ一定のポイントまで一般車両の通行を認めてくれる。今回、私達はその期間をうまく利用して、自家用車に自転車を積み込み、通行を許可されているポイントまで車で乗り入れて、その先を自転車で行けるところまで行ってみよう、という計画を立てたのだ。元々、この案は地元の新聞のアウトドアページにコラムを書いている Tim Mowry のこの記事を読んだ私が、自転車オタクのキヨシ君がさぞかし喜びそうな旅だ、と提案して実現したもの。

denali biking trip 1 デイケアで子供達を下ろしてから運転すること約2時間半。もうすぐデナリ国立公園に到着!抜けるような青空に盛り上がる2人。

denali biking trip 2 公園内に入り、さらに1時間ほど車でそろそろと進む。アラスカの州鳥、ライチョウ(Ptarmigan)がこうして私達をお出迎え。

denali biking trip 3 Teklanika Rest Stop に車を停め、サイクリング開始!自慢のリカンベントバイクに乗ってうれしそうなキヨシ君。

denali biking trip 4 こうした池がいたるところに。

denali biking trip 5 熊の足跡発見!ベアスプレーも持ってきたけど・・・。

denali biking trip 6 こういう、素朴でかわいらしい花があちこちに咲いていた。

denali biking trip 7 山肌にぽつぽつと白く写っているのがドールシープ。(写真中央、やや左より)

denali biking trip 8 ドールシープを眺めながらペダルをこぐ夫。

denali biking trip 9 小高い丘に登り、絶景を2人占めしながらのランチ。キヨシ君がまた職無し男風(詳細は以前の日記参照。すみません、まだ髭カットしてあげてません・・・。)になってしまっていようとも、こうして結婚8周年を一緒にお祝いできてやっぱり幸せだなぁ。笑。

denali biking trip 10 Lichen コケ?の一種なのだろうか。鮮やかな黄色でとても綺麗!まわりにはうさぎか北極ジリスの糞がころころと落ちている。

denali biking trip 11 絶景の中のサイクリング。帰りは下り坂なので楽ちんだったのだ。

denali biking trip 12 カメラを向けられたので一応笑顔を作ってはいるが、普段からの運動不足がたたって実は足がガクガクになっている私。

denali biking trip 13 これはいったい何の花なんでしょう・・・。

denali biking trip 14 カリブー(トナカイ)発見。

denali biking trip 15 3時間強のサイクリングを終え、公園内を再び車で出口へ向かってそろそろと・・・。

denali biking trip 16 パークレンジャーのオフィスに入ろうと様子を伺っている北極ジリス。

絶景の中のサイクリングで汗を流し、帰りの運転で寝てしまわないように、と公園入り口のビジターセンターで買ったコーヒーを飲みながら車を走らせて、子供達のデイケアに着いたのは夜7時40分。間に合った!帰宅後に、撮ってきた写真を次々とテレビの画面に映してみせると、カリブーやらドールシープやら兎やらリスやら熊の足跡に大げさに喜んでくれるサブ子と栄作。

そうして、私達の結婚記念日は終わったのだった。
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Posted by 親分
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[キヨシ君と私
月曜日の久々デート
日本じゃ世の中ゴールデンウィークで盛り上がっていることでしょう。

我が家では連休もあったもんじゃないけれど、月曜日の夕方に子供達をデイケアに預け、夫婦で久々のデートに出かけた。

がら空きの映画館で Tina Fey と Steve Carell のコメディー(Date Night) に大いに笑い、韓国料理をたらふく食べ、ボーリング場に初めて2人で入って低レベルな戦いに燃えた。ちなみに私が勝ちました。

Posted by 親分
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[キヨシ君と私
無職の男
キヨシ君の風邪がだらだらと2週間も長引いて、耳まで痛くなってきたというので、「クリニックに行って来なさいよ!」と尻を叩いて送り出した。先週の金曜日、彼が仕事からあがってきてからのことだった。ちょうど同時期に栄作も風邪とひどい中耳炎をやらかしていたので、きっとキヨシ君も中耳炎を起こしているのだろうと思ったからだ。中耳炎なら、抗生物質を飲めばすぐ治る。医者が嫌いなキヨシ君もしぶしぶと夜8時まで開いているクリニックまで車を出した。

しばらくしてクリニックから帰ってきたキヨシ君に、「どうだった?」と聞くと、彼は「・・・。親分、僕の髭を切りそろえてくれない?」という。ワケもわからず「何で?」聞くと、

「医者の最初の質問が、Are you currently employed? (あなた現在、職はあるの?)だったんだもん。」

思わず爆笑しましたね!確かにキヨシ君は普段から小奇麗なタイプではない。長引く風邪と忙しい仕事に疲れきっていた彼は、いつにも増して髭がボーボーだった上、頭のてっぺんのだいぶ薄くなった寂しい頭髪さえ、あっちを向いたりこっちを向いたりしていた。そんな風貌に充血したうつろな目で、夕方のクリニックに現れた患者に、この人、職はあるのかしら、と心配になった医師の気持ちもわからないではない。「はい、青少年のカウンセラーをしています。」と答えたキヨシ君に、医師は驚いただろうか。「カウンセラーなら、もっときちんとした格好をしろよ!」と心の中で毒づいていただろうか。

若くて綺麗な医師だったらしいです。キヨシ君、傷ついたのかしら。そろそろ髭カットしてあげなくちゃ。
Posted by 親分
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[キヨシ君と私
バレンタインデー
週末、キヨシ君は準夜勤務なので日勤の私と顔を合わせることがない。私が仕事に出る早朝にはキヨシ君はぐっすり寝ているし、キヨシ君が帰って来る深夜には私がぐっすり寝ている。

今朝、寝ているキヨシ君と子供達を起こさないように、と抜き足差し足忍び足で2階に上がってくると、ダイニングテーブルの上に水仙と雛菊、そしてチョコレートを発見。ゴージャスな真紅のバラのブーケとかではなく、スパゲティーソースの空き瓶に生けられた水仙と雛菊、というところがいかにもキヨシ君らしい。花瓶がどこにあるかわからなかったに違いない。

スクラブのポケットに忍ばせたチョコレート(健康志向の彼が選んでくれたのはカカオ80パーセントというめちゃくちゃビターな板チョコだった。)を仕事中にちびちび食べながら、そのあまりの苦さに顔をしかめつつ、やっぱり心はなんだかほんわかと暖かい1日であった。
Posted by 親分
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[キヨシ君と私
夫のこと。
うちの夫はちょっと変わっていて、物事を順序立てて効率良くこなす、ということが一切出来ない。

何かに夢中になるとそのことしか考えられないようで、ぼーっとしている。今は「この夏自分で建てる(と本人は言っている)グリーンハウス、物置、サウナ(でもたぶん今年中には建たない。)」のことについて。ちょっと前は「水槽につけるライト?を自動的に決まった時間にオン、オフする装置作り(これは実際に出来上がった。)」について。その前は「(再び)仏教の教え」について。「特定の動物や昆虫」について時々狂ったように調べまくるのは子供の頃からそうであったらしい、と彼の両親から聞いて結婚する前から知っている。

図書館から大量の本を借りてきてそれをベッドルームのドレッサーの上に積み上げ、連日片っ端から「役に立つ情報」を拾っては何やら紙に下手くそな字でメモを取り、それを一気に紙にタイプして小さく折りたたみ、ズボンのポケットに入れて常時持ち歩く。寝る暇も惜しんでインターネットで延々と調べものをし、何か新しい発見があれば例の紙に書き込みをする。(たまにそれをズボンごと私に洗濯機でガラガラ洗われてしまい、がっくりとうなだれる彼を何度見たことか。)

仕事や学校というところでは全く生かされない興味であることが多く、その興味の為に仕事や学校が疎かになってしまうので、まったく「世渡り」や「社会生活」には向かない不器用な人間だと思う。事実彼は10年以上かかってもまだ大学を卒業できずにいるのだ。アメリカの世のお父さんや夫達が良くそうであるように、家まわりのちょっとしたものを自分で修理したり、時には料理をしたり、妻や子供を連れて行楽地へ家族サービス!ということも、ない。

困った夫だなぁ、頼りにならないなぁ、と普段は不満を漏らしつつも、こっちが本気で悩んで困ったときにちょっと意見を求めると、必ず「一理ある」とこっちが納得できる答えをくれるので馬鹿にも出来ない。卒業はできていなくても彼は一応は大学で哲学を専攻していたのだ。考える、ということに関しては、4つも年下の彼に私はどうやったって適わない。熱しやすく、偏った意見に縛られてすぐに動けなくなってしまう私に反し、彼の柔らかな頭は常に開かれている。

最近ショックな出来事が続いているのだけれど、こういう時こそ彼のような夫が居て助かったな、とつくづく思う。「どうしよう、どう動いてよいのかわからなくなってきた」と思っても、彼の若いのに禿げが進んできた頭や、白髪交じりの赤毛の髭や、めがねの奥のらくだのような目や、ぬぼーっとした後姿を見ていると、「この人と一緒にいるんだから何が起こってもきっと大丈夫だろう。」と根拠も無く思えてしまうから不思議だ。
Posted by 親分
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[キヨシ君と私
音痴な夫
アル中やドラッグ中毒の青少年の更生施設でカウンセラーとして働いているキヨシ君は、子供達を乗せて車を運転するとき、「98.1 をかけて!」と地元のラジオ局をよくリクエストされるのだそうです。98.1 は若者向けの流行の曲をバンバンかけるラジオ局。ラジオパーソナリティーも「Hey,YO!」ってな感じ(←どんな感じだ?笑。)でいつもノリノリなことが多い。

最初は「僕、職場で子供達を乗せて車で移動するとき、 98.1 を大音響で聞かなくちゃいけないんだよ!信じられる?!」とうんざり顔だったキヨシ君。しかしそんな彼も最近では子供達に感化されたのか、仕事がオフの日に家族でお買い物に出る車の中でも 98.1 をかけるように。

「Lady GaGa の Paparazzi って曲知ってる?えー、親分、知らないの!すごく流行ってるのに。一回聞いたら頭から離れないよ。えーっとね、こんな歌。」と突然サビの部分を歌いだすキヨシ君でしたが、とんでもない音痴なもんだから彼の音程では私もさっぱりわからない。今日、仕事帰りにラジオで偶然聞いて、「あ、キヨシ君が一生懸命私に伝えようとしていた曲はこれか!何だ、これなら知ってるよ!全然メロディーが違うじゃん!」と一人吹き出してしまった私です。

パ、パ、パッパラッツィ~♪(・・・キヨシ君が歌うとめっちゃ気持ち悪い。)

彼、意外とこういうの好きなんですよね。No Doubt の Gwen Stefani とかも大好きみたいだし。(ああいう、ちょっと強そうなのが好きなのかな。)「(職場の)子供達に言ったら『えー、キヨシが!?キモい!』って言われるに決まってるから、あんまり言わないほうがいいよ。キヨシ君の見た目と好みにはギャップがありすぎだからね。」と妻として一応忠告しておいたほうがいいのかなぁ、とちょっと考えているところであります。
Posted by 親分
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[キヨシ君と私
結婚7周年
昨日、5月18日はキヨシ君と私の結婚記念日でした。結婚式から7年、出会ってからだと9年。よく続いたものです。

キヨシ君は「結婚式の写真とまったく同じポーズ、服装で写真を撮って、7年間の間にどれだけ僕達が変わったか比べてみよう」などと無茶な提案をしたのですが、あまりに恐ろしいアイディアなので即効却下されておりました。キヨシ君の頭髪、私のしわや胸のしぼみ具合、とてもじゃないけど直視できません。

記念日当日は午後から子供たちをデイケアに預けて、ふたりで地元のNursery(ガーデニングセンター、グリーンハウス)めぐり。今まで行きつけだった Holm Town Nursery の他に、Plant Kingdom と Ann's Greenhouse を初訪問してきました。私が「ふむふむ、きゅうりを鉢植えにする場合はこうすればいいのか。」とか「本葉はこんな形をしているのか。」と勉強している横で、キヨシ君は「緑の香りっていいなぁ。」と目を閉じて鼻をくんくんさせておりました。キヨシ君はどちらかというと観葉植物や野菜よりも樹木のほうに興味がある様子で(なんてったって哲学を専攻する前は Forestry を専攻してたぐらいです。)、グリーンハウスの外に並ぶさまざまな幼木に関心を払っておりました。

さわやかな風の吹き込むイタリアンレストランで、美味しいサラダとパンとパスタを食べ、大満足で記念日を終えて子供たちをお迎えに行く途中、キヨシ君は「7周年でしょ。ラッキー7だからこれからはいいこと続きだよ。」と。「結婚7年目が終わって、8年目に突入するんだから幸運はもう終わったんじゃないの。」と答える私に「そんなことないよ!」と笑う夫、こんな私と7年間も生活できるのは君だけです。これからも私の短気にどうぞお付き合いください。
Posted by 親分
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[キヨシ君と私
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